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【現役SEが解説】基本情報技術者試験の1ヶ月前にやるべき対策!勉強法はこれで間違いなし!

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基本情報技術者試験は春と秋のたった2回しかないテストです。多くの方は試験3ヶ月前頃から少しずつ勉強を始めるでしょう。

しかし試験が近づくにつれて不安が過ります。

受験生
受験生
本当にこの勉強法で合格できるのか?

正直、勉強法に正解はありません。でも実際に合格した人の勉強法を真似れば自然と合格率が高くなると思いませんか?そこで今回は、現役SEでもある私が合格した1ヶ月前からの勉強法を紹介していきます。

必ずしも真似する必要はありませんが、必ず参考になる部分はあると思います。この記事を読んで効率的に勉強をしていきましょう。

基本情報技術者試験まで1ヶ月になったら『午前試験は軽めの対策』でOK

基本情報技術者試験といえば午前試験と午後試験に分かれています。そんなこと知らないよ!と言う方は以下の記事で詳しく書いていますので、まずはこちらをご覧ください。

【現役SEが解説】3ヶ月で基本情報技術者試験に合格する勉強法は何?おすすめ参考書を徹底紹介!システムエンジニア(SE)の登竜門でもある基本情報技術者試験。巷では1ヶ月勉強すれば合格できると言われているが、本当なのか。答えはNO。凡人には3ヶ月間みっちり勉強しなくてはとてもじゃないけど受かりません。そこで、現役SEが3ヶ月間で合格したおすすめ勉強法を公開します。...

1ヶ月前にもなって午前試験に時間を使うのは勿体ないです。それならば3ヶ月前から5分でも10分でもスキマ時間にアプリ(webサイト)を利用して解いていれば、午前はバッチリです。

受験生
受験生
実はつい最近から勉強を始めたので、午前試験も怪しいんだよね…
  • 仕事が忙しかった
  • アルバイトばかりやってた
  • 学業の試験勉強があった

など様々な理由で1ヶ月前になっても試験勉強をしていない受験生もいるかもしれません。でも大丈夫、すごく使い勝手の良いwebサービスがあります。

それは『過去問道場(基本情報技術者試験ドットコム)』です。

引用:基本情報技術者試験ドットコム(過去問道場)

基本情報技術者試験の午前試験は『実際に半分近くの問題は過去問から出題されている』とも言われていますので、まずは過去問を覚えることが合格の近道です。そのため、この過去問道場で、過去5年分、春秋合わせて10回分程度覚えれば十分合格圏に達します。

ちなみに基本情報技術者試験に合格したら、今後は『応用情報技術者試験』や『高度情報処理』も視野に入ってきます。今後も使い続けられるサイトなので、情報処理試験を受けるのであれば、このサイトは知っておきたいです。

▼スキマ時間にポチポチ▼

\完全無料で利用可能です/

この過去問道場の特徴は、『1問1答形式』でシャッフルしてすらすら解ける点です。デメリットは体系的に順序立てて理解することが難しいところです。過去問しか載っていないから、参考書のように体系的に理解するのは難しいですね。

そこで、もし参考書を検討するのであれば、個人的に『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者』がお気に入りです。

絵や図などのイラストがベースですので、イメージもしやすいです。午前対策のみならず午後のための知識の蓄えとしても使えますので、基本情報技術者試験の辞書的な扱いとして1冊持っておきたいです。

  1. 絵や図がメインなので、イメージが頭に入りやすい
  2. 基本情報技術者試験の辞書的な扱いとして手元に置いておきたい

例えばこの『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者』は、

  1. 分からない単語が出てきた
  2. 辞書のように検索して調べる

のような使い方が効果的です。試験1ヶ月前になったら間違っても1ページ1ページ読み進めないでください。圧倒的に時間が不足します。それならば1問でも多く過去問道場で問題を解く、午後試験を解くことの方が優先度が高いです。

  • ずっと前から対策していた人は午前のウェイトを下げていく。午前対策1割、午後対策9割程度で十分。電車移動などのスキマ時間を有効活用。
  • 1ヶ月前から勉強を始めるのであれば過去5年分(10回分)をインプットしていく。1週間程度ひたすら過去問道場、それから午後試験に移行していく。
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基本情報技術者試験まで1ヶ月になったら午後試験重視の対策にシフト!

前述の通り、基本情報技術者試験の午前試験は過去問道場(基本情報技術者試験ドットコム)さえやっておけば問題ないです。

一方で午後試験は十分な対策が必要です。割合的には午後試験に9割程度の力を注いでも良いと思っています。

ちなみに午後試験は以下のような構成となっており、様々な分野から出題されます。

分野選択配点
問1情報セキュリティ必須20点
問2
~問4
ソフトウェア・ハードウェア1問選択15点
データベース
ネットワーク
ソフトウェア設計
問5プロジェクトマネジメント1問選択15点

サービスマネジメント
システム戦略
経営戦略・企業と法務
問6アルゴリズム必須25点
問7~問11C言語1問選択25点
COBOL→Python
Java
アセンブラ
表計算

それぞれ見てみると、

  • 問2~問4(ソフトウェア・ハードウェア、ソフトウェア設計など)のテクノロジ系
  • 問5(プロジェクトマネジメント、経営戦略・企業と法務など)のマネジメント系
  • 問7~問11のプログラミング系

は選択式ですので、自分が得意なジャンルを選べばよいです。つまり、全て勉強する必要がありません。

問1の情報セキュリティと問6のアルゴリズムは必須出題ですので、それぞれ対策します。また、問7~問11のプログラミング系も1つの分野さえ勉強しておけば大丈夫です。

問2~問4はこの中から3題出題されますので、2つの分野の勉強をしておけば十分です。一方で問5は4問中1問しか出題されませんので、絞って勉強するのは危ないです。基本的に全ての分野で対策をしましょう。

これからそれぞれの問題に対して1ヶ月前から対策を始めるアプローチを紹介していきます。

まずはこれが基礎!基本情報技術者試験の1ヶ月前になったら、ひたすら過去問を解きまくり、解説をインプットする

午前試験は過去問道場で、1問1答方式で『何度も素早く繰り返す』ことさえすれば十分です。ここに問題集などは必要ありません。

しかし、午後試験では午前と変わり、『じっくり何度も繰り返す』ことを意識したいです。つまり、問題演習あるのみです。問題を解くだけではなく、じっくり解説を読んでください。

この解説を読むことがかなり大事です。問題を解く時間と同じぐらいの時間を掛けて解説も読み込んでください。

自分の頭の中で理解し、インプットしてください。この解説を読み込むことをしないと過去問を解く意味が半減します。

過去問はIPAの公式HPで問題と解答が無料にて公開されています。しかし、残念ながら解説までは載っていません。そのため、個人的にはIPAの公式HPだけでは足りないと思っています。

そこで必要なのが過去問の解説が載っている参考書(問題集)です。おすすめなのが『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』です。

これさえ解いて解説を頭に叩き込めば合格点に到達します。本のみでは4回分しか過去問と解説が載っていませんが、過去14回分のPDFがダウンロードできますので、十分な演習ができます。IPAの公式過去問にはない解説付きですので、この解説のためだけに買う価値もあります。

  1. 過去問の解説付き
  2. PDF合わせると過去18回分の過去問の解説が読める

次に、もし余裕があるのであれば、『基本情報技術者午後試験対策書』も手に入れておきたいです。

こちらは簡単に言うと、『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』の解説パワーアップ版です。もしパーフェクトラーニングの解説だけでは理解できないようなことがあれば、こちらもおすすです。しかし、どちらかと言うと、パーフェクトラーニングの前に利用したい参考書(問題集)です。

2,3ヶ月猶予があれば、必ず読んでおきたい参考書(問題集)ですが、1ヶ月前となると過去問演習にも比重を置きたいため、必須ではありません。

ここまでの午後をまとめます。

  1. 基本情報技術者試験本番1ヶ月前になったら過去問演習が最優先!『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』を利用して解説を頭の中にインプット
  2. 時間があれば『基本情報技術者午後試験対策書』も読んでおきたいが、マストではない。
就活生
就活生
過去問演習が良いことは分かったけど、どうしてもアルゴリズムとプログラミングが苦手なんだよね。過去問だけやってもなかなか点数が上がらない。

実は問1の情報セキュリティや問2~問5のソフトウェア・ハードウェア、プロジェクトマネジメント、経営戦略・企業と法務などは、午前の過去問道場や午後の過去問演習で蓄えた知識で十分太刀打ちできます。

一方で、問6の『アルゴリズム』と問7~問11の『プログラミング』は、過去問演習だけだとなかなか太刀打ちできません。多くの受験生もこの2つで苦労しているのではないでしょうか。

そのため、1ヶ月前になっても別途対策が必要なのがこの『アルゴリズム』と『プログラミング』です。できるだけこの2分野は手を付けておきたいです。

ヒロ
ヒロ
アルゴリズムとプログラミングを制す者が、基本情報技術者試験を制します。
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基本情報技術者試験まで1ヶ月ならば、特に午後試験の『アルゴリズム』と『プログラミング』対策をしよう

午後試験の点数の配分を見ると、

分野選択配点
問1情報セキュリティ必須20点
問2
~問4
ソフトウェア・ハードウェア1問選択15点
データベース
ネットワーク
ソフトウェア設計
問5プロジェクトマネジメント1問選択15点

サービスマネジメント
システム戦略
経営戦略・企業と法務
問6アルゴリズム必須25点
問7~問11C言語1問選択25点
COBOL→Python
Java
アセンブラ
表計算

のように、問6(アルゴリズム)と問7~問11(プログラミング)が各々25点満点となっていることです。この2つだけで50点という半分の割合を占めます。

はっきり言って、基本情報技術者試験の午後試験の『アルゴリズム』と『プログラミング』に苦手意識があると、合格する可能性がガクッと下がります。反対にこの『アルゴリズム』と『プログラミング』さえできるようになれば、グッと合格に近づきます。

そのため、最優先で対策すべきなのは『アルゴリズム』と『プログラミング』です。

就活生
就活生
対策、対策って言ってもどのように対策すれば良いの?
ヒロ
ヒロ
これからひとつずつ紹介していきます。

基本情報技術者試験まで1ヶ月前なら『情報セキュリティ』は過去問演習のみで十分

情報セキュリティの分野はそこまで専門的な知識は必要ありません。基本情報技術者試験に合格するだけを考えると、過去問演習や午前対策で習得した知識のみで十分合格圏に滑り込めます。

ここでも『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』の出番です。この過去問の解説は万能ですので、これだけでも購入しておいた方が良いです。

強いて他の参考書を上げるのであれば、『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者』の載っているページを参考にするぐらいです。

情報セキュリティ分野は『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』で過去問を解き、解説を読むだけで十分です。

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基本情報技術者試験の午後問2~問4のテクノロジ系対策も過去問演習のみで十分

問2~問4のテクノロジ系は4つの分野から3問出題され、その中から1問選びます。

  1. ソフトウェア・ハードウェア
  2. データベース
  3. ネットワーク
  4. ソフトウェア設計

基本情報技術者試験の1ヶ月前にもなって、全て4問勉強するのは時間が足りません。パラパラ見て自分が解けそうな問題を2問選び、その2問の過去問演習を徹底的にしましょう。

もしパラパラ見ても全然わからないのであれば、『ソフトウェア・ハードウェア』または『ソフトウェア設計』がおすすめです。

個人的にテクノロジ系は苦手だったのですが、この2分野は比較的取り組みやすいと感じました。ここに関しては主観的な部分がありますので、まずは自分でどれが解きやすいのかパラパラ見てみましょう。

午後試験の問2~問4(テクノロジ系)も『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』で十分です。

基本情報技術者試験まで1ヶ月前から間に合う『アルゴリズム』と『プログラミング』の午後問題対策

さて、問題はこの『アルゴリズム』と『プログラミング』です。それぞれ詳細に書いていきます。

アルゴリズム編

まずアルゴリズムもベースとなるのは過去問演習です。『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』を購入して、何度も考え方を頭にインプットしましょう。

しかし、どうしてもアルゴリズムは他の分野と違って過去問演習だけでは太刀打ちできない受験生もいるでしょう。1ヶ月前でもここでは、他の参考書(問題集)を購入しておきたいです。

アルゴリズム対策であれば、『うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]』が読み進めやすいです。

アルゴリズムってそもそも何?という初歩の初歩から進めることができますので、アルゴリズムに苦手意識がある方でも安心して取り組めます。

アルゴリズムは基礎の基礎が本当に重要な分野です。この本を読み通すことで不思議と問題が解けるようになります。もし苦手意識があるのであれば、必ず読んでおきたい参考書です。

考え方をインプットするという意味でも『うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]』だけで十分です。この本が簡単過ぎると感じる方は、もう十分なレベルに達していますので、ひたすら過去問演習あるのみです。同じ問題でも何度も繰り返して体に染み付けましょう。

ベースは『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』です、苦手意識があるのであれば、『うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]』を購入することをおすすめします。

プログラミング編

アルゴリズムと違って、このプログラミングは複数問ある中から選択できます。

  • C言語
  • Python
  • Java
  • アセンブラ
  • 表計算
    ※COBOLは2019年秋季試験をもって廃止

COBOLは2019年をもって終了してしまったので、全国のコボラーには悲劇です。

まだどの言語で受験するのか決まっていないのであれば、

  1. 普段使用している言語
  2. (学生や普段使用している言語がない場合は、)表計算

の順番でおすすめです。普段仕事で使用している言語があるのであれば、慣れているのでその言語一択です。

しかし問題なのは、学生や普段使用している言語が無い方です。そのような方が、一からC言語やJavaを勉強するのは時間がありません。

そこで一番おすすめなのが表計算です。多くの受験生もこの表計算を選択しています。

表計算の特徴は、プログラミングの経験が必要ないことです。C言語やPython、Javaなどはプログラミング言語なので、プログラミング知識が必須です。一方で表計算は基本情報技術者試験のために存在している科目です。実際にはエクセルのようなイメージをすれば良いでしょう。

マクロを理解している受験生であれば、比較的容易に進められると思います。

マクロとか使ったこと無いんだけど…

マクロは簡単ではありませんが、プログラミング言語(C言語やPython等)と比較するとまだ簡単です。ただ、こちらは過去問演習だけではどうにもなりません。そこで、こちらも参考書(問題集)の出番です。

表計算でおすすめなのが『基本情報技術者 表計算 とっておきの解法』です。

こちらも初心者向けから説明していますので、一から表計算の対策を行えます。そのため、マクロが初めての方もスムーズに勉強できます。

まずはこの1冊を繰り返し勉強することで、十分合格点に到達することができます。もし時間があるのであれば、こちらの『基本情報技術者 らくらく突破 表計算 (情報処理技術者試験) 』も購入して対策をしておきたいところです。

時間がないのであれば、上記の参考書(問題集)は飛ばしても良いです。そのまま『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』で過去問演習をしましょう。

『基本情報技術者 表計算 とっておきの解法』と『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』だけで表計算は十分合格圏に持っていくことができます。

表計算初心者の方は『基本情報技術者 表計算 とっておきの解法』→『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』の順番で対策をしましょう。『基本情報技術者 らくらく突破 表計算 (情報処理技術者試験) 』は時間がある方のみでOK。

基本情報技術者試験の1ヶ月前の対策のまとめ!とにかく午後試験が鍵を握る

基本情報技術者試験の1ヶ月前になったら、

  1. 午前対策は速度重視!スキマ時間に過去問道場を利用
  2. 午後対策はじっくり!特にアルゴリズムとプログラミングを中心に
  3. 午前対策は1割、午後対策は9割程度の割合で良い!それだけ午後が重要

を意識することです。午後の『アルゴリズム』と『プログラミング』ができるかが鍵を握ります。

はっきり言って他の午後問題(情報セキュリティ、ソフトウェア・ハードウェアやプロジェクトマネジメント等)は、過去問道場で覚えた知識と過去問だけでなんとかなります。

本当に時間が無い方は『アルゴリズム』と『プログラミング』に力を入れましょう。もし苦手意識があるのであれば、これは過去問だけでは太刀打ちできません。お金を出してでも参考書(問題集)を購入することが近道です。

▼過去問全般▼

▼アルゴリズム▼

▼プログラミング(表計算)▼

1冊たった1,500円程度です。もし、今回不合格で次回も受けるのであれば、その方が受験料が高く付きます。適材適所で必要なだけお金は掛けるようにしましょう。

最後は時間の許す限り何度も過去問を解きまくってください。過去5年(10回分)は確実に解いて、解答方法を学んでください。1日1回分でも10日で5年分(10回分)、1ヶ月もあれば2,3回は繰り返すことができます。

これだけ基本情報技術者試験の1ヶ月前に必死に対策をすれば、間違いなく合格できます。ぜひ1発合格を目指して勉強を進めてください。

【現役SEが解説】3ヶ月で基本情報技術者試験に合格する勉強法は何?おすすめ参考書を徹底紹介!システムエンジニア(SE)の登竜門でもある基本情報技術者試験。巷では1ヶ月勉強すれば合格できると言われているが、本当なのか。答えはNO。凡人には3ヶ月間みっちり勉強しなくてはとてもじゃないけど受かりません。そこで、現役SEが3ヶ月間で合格したおすすめ勉強法を公開します。...