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【実体験】なぜ就活専念型の学生も教育実習に行くべきかを教員免許取得者が説明!

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教職課程を履修してきたものの、就活に専念したいと考えている大学生にとって、『教育実習に行くべきか、辞退すべきか』は重大な選択です。

  • 就活に専念したいけれど、せっかく履修してきた教職課程の集大成である教育実習を辞退してしまっていいのだろうか?
  • 教員になるつもりはないけれど、教育実習に参加する意味はあるのだろうか?

と、多くの大学生が就活と教育実習の両立という壁に直面し、悩みます。特に就活に揺れている方にとっては約3週間の教育実習が重くのしかかってきます。

そのため、『就活に集中したいから教育実習は辞退しよう』と割り切るべきか、それとも『将来のために教育実習も経験しておくべきか』。この選択は、今後の人生やキャリアに大きな影響を与えるかもしれません。

結論から言えば、就活専念型の学生も教育実習には参加すべきです。約3週間の教育実習は確かに就活スケジュールに影響しますが、得られる経験やスキルは就活でも社会人になってからも大きな武器となります。

実際に私も就活一本で考えていたため教育実習を負担に感じていましたが、参加後は「行って良かった」と心から思えました。この記事では、就活と教育実習の両立に悩む学生に向けて、実体験をもとに参加すべき理由とデメリット、そして両立のコツを解説します。

就活と教育実習、なぜ多くの学生が悩むのか

就職活動に専念したいと考えている学生にとって、

  • 教育実習に行くべきか
  • それとも辞退すべきか

は非常に悩ましい問題です。特に大学4年生の5月下旬~6月初旬に実施される教育実習は、就職活動の最盛期と重なります。この時期は多くの企業で最終面接が行われるため、約3週間の実習期間中は実質的に就活ができません。

教育実習と就活が両立しにくい3つの理由

  1. 選考スケジュールの重複:最終面接や内定面談が教育実習期間と重なる
  2. 時間的拘束:平日は朝から夕方まで学校に拘束され、授業準備も必要
  3. 心理的負担:実習に集中すべきか、就活を優先すべきか、板挟みになる

就活に専念することで希望する業界や企業への早期内定獲得のチャンスが広がるのも事実です。実際に『一般企業への就職を目指すために教育実習を辞退した』という体験談も見られます。しかし、教職課程を履修してきた過去の努力や、将来の選択肢を狭めてしまうことへの葛藤も大きいと多くの学生が語っています。

最終的にどちらを選ぶかは個人の価値観や将来設計次第ですが、実際に私は教育実習に参加した立場から、参加して良かったと考えています。もちろんデメリットもありましたが、これから教育実習に参加する理由を紹介していきます。

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就活専念型でも教育実習に参加すべき4つの理由

就活を最優先に考えている学生でも、教育実習に参加することには大きな意義があります。教育実習は単なる『教員免許取得のための通過儀礼』ではなく、社会人として必要なスキルや人間力を磨く貴重な現場体験となります。

また、教育実習は『教員になるかどうか』を最終的に判断する機会です。実際に現場に立つことで、自分の適性や将来像を具体的にイメージできるため、進路をより納得して選択できるようになります。これから教育実習に参加するメリットを紹介します。

人生の糧となる

教育実習は単なる教員免許取得のためだけでなく、人生を豊かにする大きな経験となります。学生たちや先生方との関わりの中で、相手の立場に立って考える力や、伝える力、協調性など、社会人として必要な基礎力が自然と身につきます。

また、授業準備やトラブル対応など、思い通りにいかない現実を乗り越える経験はどんな職業に就いても役立つ力となります。実習で得た成功や失敗、感動や悔しさは今後の人生で壁にぶつかった時の支えとなり、自分自身を成長させてくれる大切な財産です。

視野が広がる

視野が広がるとは何か?例えば、就活で以下のような質問をされたら回答を用意している方はいるでしょうか?

役員
役員
ITに携わりたいとあるが、どのような業界を相手に関わりたいですか?

多くの方は働いたこともない上辺だけの世界を語るでしょう。しかし教育実習に参加した方であれば、教育の現場を知ることができます。

  • アナログな教育現場
  • 学生への質の高い教育

のように、様々な問題点を見つけることができます。就活では自分の経験を結びつけると説得力が増しますので、このような実態を知ったからこそ、ITで変えていきたいと伝えれば説得力が増すでしょう。

食いっぱぐれがない

就活一本でもうまく行かずに内定が決まらない場合があります。考えたくはありませんが、逃げ道を確保しておくのも一つの手です。

教員免許を持っておけば教師になることができます。もちろん教採(教員採用試験)に合格して教師として正規に雇用されることもできますが、就活一本で考えている方には無謀でしょう。しかし、非常勤講師であれば多くの方でもなることができます。

一旦教育現場を経験してから一般企業に就職するのも一つ手です。実際に社会人経験を経てから教員に転職する人も増えており、教員免許は将来の保険としても非常に有効です。

どんな状況でも自分の力で生きていけるという自信や安心感は長い人生を歩むうえで大きな強みとなります。

最後までやり遂げることをアピールできる

理由は何であれ、最後までやり切らず途中で投げ出してしまった場合はどのような印象を受けるでしょうか。

教職課程も同様です。せっかく3年時まで履修していたにも関わらず、教育実習に参加しないと分かったらどう思われるでしょうか。面接にはそこまで影響がないことが多いかもしれませんが、疑問に思う方もいるでしょう。

そのため、教育実習に行くことは面接でもアピールすることができます。例えば私は『教員になる予定はないが、3年間教職課程を履修してきた中で、集大成の教育実習から逃げ出すことはしたくなかった』のように回答していました。

ヒロ
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このような受け答えをすることで、最後までやり切れる人。と印象を残せるでしょう。

教育実習参加の3つのデメリットと対策

教育実習には多くのメリットがある一方、就活への影響があるのも事実で、教育実習と就活の両立は決して簡単ではありません。ただし、事前に把握して対策を講じることで、影響を最小限に抑えることが可能です。

実習期間中は就活活動が制限される

  • 授業が終わった後の17時以降なら面接入れてくれるでしょ
  • 土日であれば説明会に参加できるでしょ

と思っている方も多いかもしれません。はっきり言っておきますが、この2つはほぼ不可能です。

教育実習期間中(約3週間)は、平日は朝から夕方まで学校に拘束され、放課後は授業準備や部活動指導に追われます。『17時以降なら面接を入れられる』『土日なら説明会に参加できる』と考えがちですが、実際には体力的・精神的に非常に厳しいのが現実です。

【対策】
  • 実習前に選考を進める:3月~5月初旬に集中的に就活を行い、可能な限り内定を確保
  • 実習期間を企業に事前説明:エントリー時や一次面接時に教育実習の日程を伝え、調整を依頼
  • オンライン面接の活用:土日のオンライン面接なら対応可能性が高い
  • 実習後の選考再開を前提に動く:6月下旬からの選考も視野に入れる

就活準備の時間が取りにくい

教育実習期間中は授業準備や指導案の作成、日々のフィードバック対応などで多忙を極めます。そのため、自己分析や企業研究、エントリーシート作成などの就活準備がほとんどできません。実習終了後に本格的に就活を再開しようとしても、他の学生より出遅れる可能性があります。

【対策】
  • 3年生のうちに準備を完了:自己分析、業界研究、ES基本フォーマットは3年生中に固める
  • 実習前に複数社のESを提出:実習後の選考に備えて、種を蒔いておく
  • OBOG訪問を早期に実施:実習前に志望企業の情報を集めておく
  • スキマ時間の活用:電車通学時間や昼休みに企業研究アプリを活用

選考日程が重なり辞退せざるを得ないケースがある

教育実習中でも企業の選考は行われており、実習期間と最終面接が重なった場合、企業側が日程調整に応じてくれないこともあります。志望度の高い企業の選考を受けられない可能性は、事前に理解しておく必要があります。

ヒロ
ヒロ
私も一番入社したかったNECやその他の企業からやんわり断られたことがありました。
【対策】
  • 志望度の高い企業は実習前に選考を進める:早期選考枠やインターンシップ選考を活用
  • 実習日程の事前共有:選考初期段階で教育実習の予定を伝え、企業の対応方針を確認
  • 実習期間を避ける企業も選ぶ:6月下旬以降に本選考を行う企業も併願する
  • 教育実習への理解がある業界を狙う:教育系企業やメーカーは比較的柔軟な傾向

重要なのはデメリットを恐れて教育実習を辞退するのではなく、事前に対策を講じて両立を図ることです。多くの先輩たちが実際に両立を実現しています。

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【まとめ】就活一本に決めても人生の経験として教育実習には参加しておくべき

就活に専念したいと考えている学生にとって、教育実習への参加は大きなハードルに感じられるかもしれません。しかし、多くの実体験や先輩たちの声からも分かる通り、教育実習は『人生の経験』として非常に価値のあるものです。

教育実習を通じて得られる

  • 現場での実践力
  • 人間力
  • 自己成長

は、教員志望でなくとも社会人としての基礎力となり、就活でも大きなアピールポイントになります。また、教員免許を取得することで将来の選択肢を広げることができ、キャリアの幅を持たせることにもつながります。

もちろん、スケジュール調整や体力面での苦労、就活の機会損失といったデメリットもありますが、それらを上回る得難い経験が教育実習にはあります。

実際に現場で子どもたちや先生方と向き合い、自分自身の適性や価値観を見つめ直す機会は今後の人生にとって大きな財産となるでしょう。

最後に、教育実習と就活の両立は「完璧」を目指さず、自分なりのペースで取り組むことが大切です。早めの準備や周囲への相談を通じて、どちらも納得のいく形で経験できるよう工夫しましょう。

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