就活を始めると、『就活では浪人経験が不利になる』という噂を聞いたことありませんか。
実際に私も浪人を経験しました。しかし、それで実際に不利になったとは思えません。
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実際に同期にどれぐらい浪人生はいる?保険会社の例
私が勤めているのは保険会社です。地域職は9.9割女性ですので、総合職のみで考えるとおおよそ3割ほどが浪人生です。
そもそも、このような金融機関の多くはMARCH以上の学歴です。MARCH入学者のおおよそ3割ほどが浪人生という公式データも有り、それは早慶でもほぼ変わりません。
そのため、3割程度は浪人生と言われてもしっくり来ます。
実際に就活では浪人について聞かれるのか?
頻度は多くないものの、一定の割合では浪人理由について聞かれました。
体感的には2割ほどでしょうか。そのため、浪人した方は必ず想定質問に対する回答を用意しておきましょう。
- なぜ浪人したのですか
- 浪人して第一志望大学に入れましたか
- 浪人中、辛かった時にはどのしていましたか
浪人については、これ以上深堀りされるような事はありませんでしたので、そこまで重く受け止める必要はありません。
就活でなぜ浪人したのですか?の質問にはなんて答えるか
絶対やってはいけないのが、『どこの大学に合格できなかったので、しょうがなく浪人しました』のように、目的がはっきりしていない回答です。なんとなく生きてきている人だとレッテルを貼られてしまいます。
やはり世間には小中高大とストレートに進学するのが一般的であり、『浪人=マイナス』のイメージがあります。
しかし、純粋に勉強していなかったから浪人したのではなく、しっかりした理由があれば何も問題ありません。例えば、
- 第一志望の大学に諦めきれなかった
- 部活の引退が遅かった
- 自分で学費を貯めるため1年間アルバイトした
などがあります。私の場合、浪人の理由を問われたら、下記のように答えていました。
高校時代はサッカーで全国大会を目指し、実際に3年生11月頃まで部活をしていました。そのため、受験勉強に専念する時間が足りず、志望している大学に合格することができませんでした。
このまま妥協して大学に進学したくなかったため浪人し、実際に1年間必死に勉強しました。その結果、志望している大学に合格することができたので、今では浪人してよかったと感じています。
このように浪人理由はポジティブな見方をすれば、
- 妥協しない性格
- 強い志がある
- 高い目標にチャレンジできる
のように聞こえるのではないでしょうか。むしろストレートで大学に進学した学生よりも、プラスに聞こえるかもしれません。
就活では、浪人経験がプラスになることもある
企業の面接では、多くの学生に対して、
- 高い壁を乗り越えたことがあるか
- 挫折経験はあるか
を見ています。そのため、面接官は頻繁に『挫折経験はありますか』という質問をしてきます。
なぜかと言うと社会人になると、学生と社会人の違いから、多くの挫折を経験します。
- 営業社員:なかなか契約が取れない
- プログラマー:なかなかプログラミングが上手く行かない
- システムエンジニア:プロジェクトがスケジュール通りに進まない
このような時にどのように立ち直るか、立ち直れるかは、過去の挫折経験が大きく関わってきます。挫折経験がない学生は、社会人になった時に挫折したら、そのまま立ち直れないかもしれないと思われてしまいます。
第一志望の大学に合格していれば、浪人する必要はありませんので、浪人したことは大きな挫折です。もし他に挫折経験がなければ浪人のことを話してもよいです。私は何個か挫折経験を用意していましたが、そのうちの1つとして『浪人』を話していました。
まとめ:就活における浪人は不利にならない
浪人したから大丈夫かな。と思っている学生も安心してください。まったく不利になりません。むしろ、ポジティブな見方をすれば、プラスにもなります。
少なからずどこかしらの企業で浪人経験については聞かれると思いますので、しっかり自分の言葉で説明できるようにしましょう。
浪人した理由を論理的に述べられれば、浪人は不利にならない!