今回はSIerではありませんが、日興証券のシステム採用コースについて紹介します。
日興システムソリューションズの内定をいただいていたため、親会社にチャレンジしてみました。ご参考になればと思います。
Contents
日興証券(システムコース)の特徴
事業内容や特徴
事業内容は日興システムソリューションズと同様なため、割愛します。
基本的には最初の数年はシステムソリューションズに出向し、数年後に本社に帰れる社員もいるようです。
日興証券システムソリューションズと何が違うのか
新卒時の給料が違います。本体は27万円に対して、システムソリューションズは25万円です。
この差が親会社と子会社の関係で、世間一般的には年々開いていく傾向があります。その分親会社の人の方が期待や責任が大きいと思われます。
(実際に私はシステム会社に出向中ですが、プロパー社員より期待や責任が大きいです)
あとはシステム採用と言えども100%システムに関われるわけではなく、限りなく低い確率ですが、営業で全国転勤する可能性もあるとのことです。
その他思いつくのは福利厚生制度です。詳細までは分かりませんが、子会社よりも親会社の方が整っている環境が一般的にはあります。
日興証券(システムコース)の選考フロー
- ES&webテスト
- 複数回面接
- 最終面接
複数回の面接がありますが、何回あるのか分かりません。また、ESを通過するとリクルーターのようなサポートしてくれる社員が付きました。
面接のフィードバックや次回以降のアドバイスをくれたりしました。どこかのタイミングでサポート社員に会った気がします。
ESの内容
短所・長所含めての自己PR
自分にできることを考えて行動できる。思ったことは自分の意見を相手にうまく伝え、それを活かそうと練習に励みました。時には仲間から厳しいことを言われることもありましたが、それもチームのためだと思って受け入れました。このようにチームで言い合える環境を作ることで、一人一人が妥協しないチームを作ることができました。
②大学時代最も力をいれたこと
スポーツジムでのアルバイトです。その中でトレーニング指導に力を入れました。まずお客様の要望を聞くことに力を入れました。問題点を聞くことで、本当にこれが問題なのかとヒアリングを重ね、本当の問題点を引き出しました。2つ目は相手によって対応の仕方を変え、相手の理解度を上げることをしました。
学業で最も力をいれたこと
数学を通して論理的に考えることです。証明するときには論理的な説明が必要なため、そこを重点に学びました。また、わからないことは友人から教わり、理解できていることは説明できるようにして理解を深めました。
日興証券およびシステム採用の志望動機
証券では1000分の1秒を争うシステムに関わることができ、責任が大きいシステムに関わることができる。この大きな責任を背負ってこそ成長していきたいです。御社はシステム投資をしっかり行っていて、社員を大事にしていると感じ、企業としての成長も感じました。
1次面接
学生1人に面接官1人です。最初は自己紹介から入り、学生時代頑張ったことなど、なぜ証券を選んだのかなど一般的な質問で良好な雰囲気のまま終えました。
すぐにサポート社員の方から次のステップに進む、今回の面接は◯◯だったから次回は◯◯を意識していこうと電話をいただきました。
2次面接
同様に学生1人に面接官1人です。
1次面接同様に、自己PRや学生時代頑張ったこと、志望動機を話しましたが、1次と違って手応えはありませんでした。しかし、1次面接同様にサポート社員から電話をいただき、次の選考に進めることになりました。
日興証券(システムコース)の志望動機
上記ESと同様です。
日興証券(システムコース)の選考結果
2次面接通過後に他社から内定をいただいたため辞退しました。そのことをサポート社員に伝えたら、残念だけど頑張ってほしい旨を受けました。
証券会社のシステムに関わることは、激務との風潮がありますが、その分給料も他のSIerと比べるとよいです。自分に何を求めているのか考えてみて、給料が大事なら証券系も良い選択肢です。