就活初期時の農中のイメージって農業系のシステムかな。と思っていたのですが、金融機関のシステム開発を行っており、よくあるユーザー系のSIerです。
そんな農中情報システムを紹介していきます。
Contents
就活で感じた農中情報システム(NIC)の特徴
事業内容や業務内容
農林中央金庫とJAバンクの金融システム開発を行っております。元請けシステム会社で現在内販100%です。しかし、今後は外販も行うのかどうなるかは分かりません。
7年目頃からプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーになるとのことです。それまでは小規模なプロジェクトで経験を積みます。特に中心的に上流工程を担当しており、下流工程にはあまり関わりません。つまり、プログラミング・製造・テスト工程はそこまで行いません。
福利厚生や勤務地
住宅手当は一人暮らしであれば3万円の支給、結婚したら5万円に上がるようです。
男女比は、男8:女2の割合、文理比は文系4:理系7の割合です。3年目の離職率は2.3%で、5年目になると6%と少し上がります。かなり低い方ですね。説明会時の人事の説明では、平均残業時間が17時間とのことです。
豊洲では3,500円で食堂で昼食がでてきます。3,500円払うだけで毎日の昼食が出るのは良いですね。
拠点は主に4つで、豊洲と昭島がメインで有楽町や大手町があります。昭島配属を考えると人気が分かれそうです。豊洲のJASTEMシステムが一番大きなシステムのようです。
実際に働いている社員からの農中情報システム(NIC)の口コミや評判
ここからは実際の転職サイトに載っている口コミや評判を紹介していきます。あくまでネット上での話です。できるだけ座談会やOB訪問にて自分の耳で確かめてみましょう。
良い口コミ・評判
- 夏季休暇と称して5営業日の連続休暇取得を推奨されている。
- 一年間に20日の有給があり年間20日以上は多くの社員が消化している。
- 基本有給休暇は好きな時に取れ、半日休暇制度もあり、家の用事で午前休とか午後休が取れるので便利に活用できる。
- 業務の見直しや役割分担等、業務に偏りが出ないように業務内容透明化がされている。
- 産休、育休は若い社員も今後続いて、取得しやすい環境になってきている。
- 技術的な成長は自分次第ですが、若手、中堅は成長できる面もあると思います。
- 相談しなくても周りが教えてくれる。
- 新人研修では入社から4ヶ月かけてビジネスマナーや各言語の基礎を学ぶ。
- 社外セミナーは同一部内で同じ研修の受講実績がないと認められた研修は全額支援。
- 資格をとれば手当が貰える。モチベーションも上がるので、資格を取得する社員は多い。
- 銀行関係の仕事なので、金銭面など経済の見通しがつく。
転職サイトの口コミ自体少ないです。それだけ転職を考えている方が少ないということでしょうか。
悪い口コミ・評判
- 研修内容や時期、講師が的外れな場合が多く、お金かけてる割には効果が薄い。
- 研修は頻繁にあるが、現場と乖離している内容で、実践の中で覚えていく必要がある。
- 部署によってはノウハウ共有がされていない。社員同士よりも協力会社の人に教えてもらう機会が多かった。
- 先輩社員からの指導は少なかった。協力会社の人に面倒を見てもらうことが多かった。
- 採用活動に力を入れ、優れた人材をコンスタントに採れるようにしていく必要がある。
口コミや評判はネット上の噂に過ぎません。百聞は一見に如かず。口コミサイトで調べるのも良いですが、時間があればOB訪問も積極的に行いましょう。特に志望度が高い企業であれば尚更です。
ビズリーチ・キャンパスならば自宅からOB訪問を申し込めます。わざわざ大学のキャリアセンターに出向く必要がありませんので時間短縮の面でもおすすめです。
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農中情報システム(NIC)の選考フロー
農中情報システム(NIC)にエントリーするには説明会に参加する必要があります。その後はよくあるオーソドックスな流れです。
- 説明会参加
- ES&テストセンター
- グループディスカッション
- 1次面接
- 2次面接
- 最終面接
説明会自体は東京駅付近の貸ビルで行われました。
ESの内容は、下記のとおりです。
- 自分自身の適性を踏まえての志望動機
- 学生時代の専攻内容を踏まえての自己紹介
- 学生時代に達成感を感じたことの体験
概ね志望動機、自己紹介、学生時代頑張ったことと言った頻出ESですので、簡単に作成できるかと思われます。
実際の選考でもあるグループディスカッションは、ゲーム方式のグループワークを行いました。人数も5人ほどと多すぎず、少なすぎずと言った感じです。
農中情報システム(NIC)就活生の学歴
グループディスカッション時しか話していないが、マーチ、ニッコマなど幅広い学歴でした。東京理科大もいましたが、理系ではなく経営学部でした。ばらつきがありそうな感じでした。
過去の採用大学を見る限り、幅広く採用しています。しかし農中情報システムのSPI足切りラインは高く設定されています。SPIの対策をしなくては、面接まで辿り着けませんのでご注意ください。
採用実績校:
愛知学院大学、愛知県立大学、会津大学、青山学院大学、秋田大学、亜細亜大学、跡見学園女子大学、茨城大学、岩手県立大学、岩手大学、宇都宮大学、愛媛大学、大分大学、大阪市立大学、大阪大学、大阪府立大学、大妻女子大学、岡山大学、小樽商科大学、お茶の水女子大学、鹿児島大学、金沢工業大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、北里大学、九州工業大学、九州大学、京都大学、京都府立大学、近畿大学、岐阜大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、国学院大学、国際基督教大学、駒澤大学、埼玉大学、滋賀大学、静岡県立大学、芝浦工業大学、首都大学東京、昭和女子大学、信州大学、城西国際大学、城西大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、西南学院大学、摂南大学、専修大学、高崎経済大学、玉川大学、大東文化大学、千葉商科大学、千葉大学、中央学院大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、都留文科大学、帝京科学大学、帝京大学、電気通信大学、東海大学、東京海洋大学、東京外国語大学、東京学芸大学、東京経済大学、東京工科大学、東京工業大学、東京女子大学、東京大学、東京電機大学、東京都市大学、東京農業大学、東京農工大学、東京薬科大学、東京理科大学、東邦大学、東北学院大学、東北大学、東洋大学、常磐大学、徳島大学、富山大学、豊橋技術科学大学、同志社女子大学、同志社大学、獨協大学、長岡技術科学大学、名古屋大学、新潟大学、日本女子大学、日本大学、一橋大学、弘前大学、広島修道大学、広島市立大学、福井大学、福島大学、文教大学、法政大学、北海道大学、三重大学、宮崎大学、武蔵大学、明治学院大学、明治大学、山形大学、山口大学、山梨大学、横浜国立大学、横浜商科大学、横浜市立大学、立教大学、立正大学、立命館大学、早稲田大学、その他全国国公私立大学引用:リクナビ2021
これだけ見ても様々な大学が存在します。学歴にこだわらず自分をアピールできれば大丈夫です。
他の就活生(内定者)が使用していた農中情報システム(NIC)の志望動機を紹介
箇条書きで農中情報システム(NIC)の志望動機を紹介していきます。志望理由に正解はありませんので、自分の言葉で伝えられるようにしましょう。
- 農林中央金庫という、第1次産業を支える使命を持つ銀行のためのシステムを作ることは社会貢献に繋がるため
- 金融系で第一次産業に寄与している公益性の高さが就活の軸と一致したため
- 農林中央金庫とJAバンクという安定感のあるシステムを作っているため
- JAバンクのシステム面から日本の様々な地域に貢献できると考えたため
- 農林中央金庫を支えることは地域創生に貢献できると考えたため
- 社会的責任も大きく、やりがいのあるシステムだと感じたため
- 一緒に働きたいと思える良い社員が多かったため
- 説明会や面接での社員の雰囲気に惹かれたため
- 社員が大事にされている環境と感じ、SEとして成長できるような教育制度があると感じたため
- 上流工程やプロジェクトマネジメント(PM)の仕事がメインだったため
多くの方が志望動機にしているキーワードは2つです。『農林中央金庫とJAバンクと言った大規模なシステムに関われる』と『人の雰囲気』です。なぜ大規模なシステムに関わりたいのか、人の雰囲気を感じるために就活では何を心がけているか。の2つを説明できると良いです。
私が選考で使用していた農中情報システム(NIC)志望動機
実際に私が志望動機として使用していたのは、以下の通りです。
- 農林中央金庫とJAバンクと言った責任感ある大規模なシステムに関われること
- 教育制度が充実充実していること
会社説明会では教育制度も充実していると感じられました。また、金融機関のシステム会社であり、1秒も止めてはいけない責任感があります。特に農林中央金庫やJAバンクといった第一次産業に携わることは地方創生にも貢献できます。
これらより、制度の充実や大規模システムを開発することで、金融×ITのスペシャリストになれると感じました。
農中情報システム(NIC)の選考結果&まとめ
グループディスカッションでお祈りされました。グループの中では一番良かったと思ってたので、なぜ落ちたのか理解できませんでした。少し出しゃばり過ぎたのかもしれません。
どこを評価されているのかわからないため、気をつけたほうがいいです。福利厚生の充実や、まったり感がすごかったので行きたかった企業でした。