SIerというよりは通信系の意味合いが強いNTTコムウェアですが、選考に進んでいたため紹介します。
NTTコミュニケーションやNTTデータと何が違うの?と就活初期に思っていましたので、
少しでも違いを伝えられればと思います。
Contents
就活で感じたNTTコムウェアの特徴
事業内容や特徴
NTT向けの内販を8割、外販を2割の比率で活動しています。NTTデータは外販を行っており、NTTコムウェアは内販という区別で良いと思います。
強みはNTTグループを支えてきた基盤があること。今までNTT東日本や西日本、コミュニケーションなどの基盤部分を担当しており、VoLTEを開発してきた。
NTTの中でもソフトウェアを開発する会社であり、通信事業に特化しているSIerです。ネットワーク設備自体は東日本や西日本、ドコモも所有していますが、それを支えているのがコムウェアです。
勤務地や福利厚生
品川が基本的のようです。福利厚生についてはNTTグループなだけあって、整っているようです。こちらに関してはあまり聞くことができませんでした。
実際に働いている社員からのNTTコムウェアの口コミや評判
ここからは実際の転職サイトに載っている口コミや評判を紹介していきます。あくまでネット上での話です。できるだけ座談会やOB訪問にて自分の耳で確かめてみましょう。
良い口コミ・評判
- モチベーション維持として、社会的な貢献度の意識、お客様からの信頼、CS向上の活動を通じて、お褒めの言葉を讃える仕組みも取り入れている。
- 情報通信システムやソフトウェアの開発、製作、運用、保守等を行っており、個々のスキル向上できる育成体制も確立されている。
- 若手社員の活気にあふれた職場で、先輩・後輩の関係もいい関係。
- 少人数精鋭なので、人間関係は良い。技術の水平展開が容易。
- 業務が一人に偏らない。他の方々の業務を把握し易い。
- 会社全体で体調不良時は年休を取得推奨の方針がある。
- 有給休暇は完全取得が義務付けられているので、自分で計画的は休暇取れる。
- 住宅手当や単身赴任手当、単身者に対する帰郷旅費の補填も定期的に行われる。
- 育休や時短勤務もあるので、子育て環境も充実している。
- 半期ごとのスキルアップ計画を上長から面談、チェックが行われる。キャリアアッププランを、3年、5年後まで見据えた目標設定を行う仕組みが確立されている。
- 入社から3ヶ月は社会人としての基本動作やテクニカルスキルなどの研修がある。
NTTコムウェアの口コミは少なかったです。
悪い口コミ・評判
- 昇級機会が少ない。
- 毎年のように退職者が出る。
口コミや評判はネット上の噂に過ぎません。百聞は一見に如かず。口コミサイトで調べるのも良いですが、時間があればOB訪問も積極的に行いましょう。特に志望度が高い企業であれば尚更です。
ビズリーチ・キャンパスならば自宅からOB訪問を申し込めます。わざわざ大学のキャリアセンターに出向く必要がありませんので時間短縮の面でもおすすめです。
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NTTコムウェアの選考フロー
NTTコムウェアの選考フローは以下の通りです。
- ES&テストセンター
- リク面
- グループディスカッション
- 面接
ESを通過するとリクルーターが付きます。リクルーターと言っても同じ大学出身者ではありませんし、その人は何人も抱えているようでした。私の場合同志社大学出身の方が付きました。
今日のことは選考に関係ないからざっくばらんに聞いてと言っていても、最後のお別れの時に、『今日の結果は◯日以内に返事します。』と言ってくるので、リク面は気を抜かず真面目な話をしましょう。
ES
NTTコムウェアに関心を持った理由
日本最大の通信事業であるNTTグループを、システム面からアプローチし、日本の発展を支えたいと感じたからです。
自分自身のセールスポイントは何か、それをどのように発揮するのか
私は顧客の問題解決ができます。それはスポーツジムでの指導経験があるからです。お客様各々問題点があるからスポーツジムに通われています。その問題点をどのように引き出すのか工夫しました。特に聞くことに力を入れて問題点を引き出しました。このような引き出す力を会社に入ってからも意識して、顧客の問題点を見つけて解決できるように提案して行きたいです。
NTTコムウェアではテストセンターの点数が結構高いとされていますので、ここを通過できたら他企業でも十分通用しそうです。
リクルーター面談
品川付近のカフェで30分ほどで行いました。カフェ代はリクルーターのおごりです。
リクルーターからの質問はありませんので、常にこちらから質問しなくてはいけません。
リクルーターからの接触を断ると、そこで選考は終わりだと考えています。必ず予定を調整して参加しましょう。
- なんで入社したのか
- 今やっている仕事は何か
- 仕事をしていて面白い時は何か
- NTTデータやNTTコミュニケーションズとの違いは何か
- どういう雰囲気の社員が多いか
- 入社してからのギャップ
- 入社して気がついた良い点、悪い点
などを聞いていれば良いと思います。
ちなみにやりたいことを答えたら、それはNTTコミュニケーションズよりだね。と気まずい雰囲気になりました。
グループディスカッション
一般的なグループディスカッションでした。確か、あるお店の業績を回復させるにはどのような手段が好ましいか。いくつかの手段の中から1つ選べ。というテーマについて学生同士で議論しました。
可もなく不可もなく終わったのですが、最後に1つ落とし穴がありました。選考官からディスカッション終わりに、
- ◯◯さんはこの時こういうことを言いましたが、どのような思いでしたか?
- ◯◯さんは、このような発言をしましたが、なぜこのような思想になったのですか?
と一人一人に、その時の発言の裏付けをされました。私の番が回ってきて、うまく答えられませんでした。
NTTコムウェアの就活生の学歴
まったく話していないので分かりませんが、実際に私に付いていたリクルーターは同志社大学出身でしたので、MARCHは最下層だと思われます。
採用実績校:
北海道大学、公立はこだて未来大学、室蘭工業大学、東北大学、岩手大学、筑波大学、千葉大学、千葉工業大学、お茶の水女子大学、電気通信大学、東京大学、東京工業大学、首都大学東京、青山学院大学、学習院大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、芝浦工業大学、上智大学、成蹊大学、聖心女子大学、創価大学、中央大学、津田塾大学、東京海洋大学、東京電機大学、東京都市大学、東京農工大学、東京理科大学、東邦大学、日本大学、日本女子大学、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学、横浜国立大学、神奈川工科大学、埼玉大学、長岡技術科学大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、名古屋大学、名古屋工業大学、三重大学、京都大学、同志社大学、立命館大学、大阪大学、関西大学、神戸大学、関西学院大学、神戸情報大学院大学、広島大学、広島市立大学、岡山大学、香川大学、九州大学、熊本大学、琉球大学、長野工業高等専門学校、舞鶴工業高等専門学校、高知工業高等専門学校、会津大学引用:リクナビ
このように見ると様々な大学出身者がいますが、体感的には高学歴が集まっているイメージです。NTTコムウェアに限らず、NTT系列はそのようなイメージがあります。
他の就活生(内定者)が使用していたNTTコムウェアの志望動機を紹介
箇条書きでNTTコムウェアの志望動機を紹介していきます。志望理由に正解はありませんので、自分の言葉で伝えられるようにしましょう。
- 大規模システム開発に携わることができ、多くの人にサービスを提供できる
- 社会インフラの大規模システム開発に関われる
- 培われてきたノウハウから高品質なシステムで社会に大きな影響を与えられる
- NTTのシステム開発を担ってきたからこそ、ノウハウや知識がある。
- 新たな価値の創造に挑戦するマインド、先端技術を取り入れたシステムを社会に提供できる
- 新技術の実用化に重きを置いている
- NTTグループの通信を支え、社会影響のある重要なインフラを担っている
- NTTグループのノウハウを磨き、新技術のビジネス化にも取り組んでいる
- NTTグループのインフラを支えてきた技術力をベースに、幅広く新しい事業に挑戦している
- NTTグループのシステムを担当するため、通信、金融など幅広い業界、事業領域でシステム開発をすることができる
- 幅広い視点からお客様に沿った最適なソリューションを提供できる
多くの方が志望動機にしているキーワードは2つありました。『NTTグループの通信インフラを支えていること』と『NTTグループのノウハウから新しい技術に取り組んでいること』です。
私が選考で使用していたNTTコムウェアの志望動機
私の志望動機は大きく2つです。
- 日本最大のNTTグループを支えられること
- 新しい技術にチャレンジしている姿勢
まず日本最大の通信事業であるNTTグループをシステム面からアプローチし、日本の発展を支えたいと感じたからです。NTTグループのような社会に大きな影響を与えている企業であれば、社会貢献度もより高いと感じています。
2つ目は新しい技術にチャレンジしている姿勢に惹かれたことです。NTTグループは外から見ると、非常に安定しているように思えます。しかし、そのような安定に満足せず、日々新しい技術を追求している姿勢に企業としての成長していく姿に共感を得た。
NTTコムウェアの選考結果&まとめ
想像通りにグループディスカッション落ちでした。これは手応えがなかったので、仕方がないと思っています。グループディスカッションはここが一番難しかったです。完敗です。
安定志向である会社のように思われ、そういう方にはおすすめです。
個人的な感想だと、SIerというよりも通信系の会社です。もし、ユーザー系SIerやメーカー系SIerなどの仕事を想像していると、NTTコムウェアはミスマッチかもしれません。