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SIerで外販と内販ってどっちが転職しやすい?の、よくある質問に回答します!

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SIerは一昔前であれば、新卒から定年退職までずっと同じ企業に務めあげる考えが一般的でした。というより、ベテランの方はそのような考えが多いです。私も就活していた時はどれだけ同じ会社で長く働き続けられるか。のような視点で見ていました。

しかし最近、近しい年代の先輩後輩同期も転職エージェントに登録している方が増え、転職を前提に就活を考えている学生も多く感じています。その中でも特に

  • 外販と内販ってどっちが転職しやすいですか?
  • メーカー系SIerとユーザー系SIerってどちらが転職しやすいですか?
  • 〇〇企業と✕✕企業どちらが転職しやすいですか?

のような転職前提の質問をよくいただきます。今回はこのような転職に関する質問について、個人的な考え方を今回紹介します。

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とりあえず転職前提であれば、これらのSIerがおすすめ!

私は何度も言っていますが、SIer業界は規模が大事です。とにかく大きな企業に入社しておけば、幅(ITスキルやマネジメント、関わる業界)が広がります。

そのようなことも含めて、下記企業であれば、私は転職がしやすいと認識しています。しやすいとは様々な優良企業から引く手が数多と言うことです。

  • NEC、日立、富士通などのメーカー系本体
  • IBM、アクセンチュア、アビームなどのコンサル系
  • NRI、NTTデータなどの巨塔

このようなトップクラスのSIer企業に入社すれば、よりレベルの高い企業やITコンサル、事業会社IT部門など転職することも十分可能です。むしろ、このようなキャリアプランを描くのも悪くはありません。

私が所属している事業会社のIT部門にもこのような企業から少しづつ転職者が増えています。IT部門に限らず経営企画部・経営戦略部への転職者も少なからずいます。

そして、このような企業からはGAFAへ転職する方も増えていますし、私の知人もメーカー系本体から2人ほどGAFAへ転職していきました(サンプル数は少ないですが)。

この中でも特にNTTデータとNRIは別格ですね。SIer界の二大巨頭だと個人的に認識していますので、もし迷っている方はこの2社に入社しておけば間違いありません。IT関連の職種で食いっぱぐれることはありません。

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もちろんこれらのSIerに入社すれば、必ず良い転職ができる訳ではありません。あくまで転職しやすい傾向と言われており、最後は本人の頑張り次第や、配属部署の運にも依りますので、ご理解ください。

そしてこれら以外の企業であれば、正直言うと、どんぐりの背比べです。

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転職前提であれば、内販と外販どちらがおすすめ?

就活生
就活生
内販より外販の方が技術力が付くので、転職しやすいって聞くよね

と、思う就活生も多いと思いますし、そのようなネット記事を読んだ方も多いのではないでしょうか。確かに外販の方が、ITスキルの付きやすい傾向があることは事実です。ITでお金を稼ぎ、会社を経営し、社員はご飯を食べていく必要があるのでこれは必然ですね。

ただ、個人的には先ほど挙げた企業以外であれば、外販と内販でそこまで転職のしやすさに影響があるとは思いません。そのため、

  • 東京海上日動システムズ(ユーザー系内販100%)とSCSK(ユーザー系外販あり)
  • NECソリューションイノベータ(メーカー系)とニッセイ情報テクノロジー(ユーザー系外販あり)

などの内販と外販、メーカー系SIerとユーザー系SIerの比較はあまり意味がありません。転職前提であれば、正直どちらでも良いでしょう。独立系SIerからのステップアップなんて夢のまた夢です。

つまり、外販企業であれば転職しやすい!ではなく、一番最初に挙げた結果的に外販に関わっているSIerであれば、転職しやすいと一言付け加えておきます。

ヒロ
ヒロ
一番最初に挙げた企業以外はステップアップの転職ができない!と言う訳ではありません。

そして、転職には外販とか内販よりも業務の内容の方が遥かに重要です。

  • ネットワークやクラウドなどインフラ基盤
  • AIなどデータソリューション
  • ERPなどのパッケージソフト
  • (次点で)プロジェクトマネジメント

に関わっている方は転職に強いです。企業研究ではこのような観点で調べてみると良いです。特にAIやパッケージに関わっている企業はそこまで多くないですので、企業の志望動機も差別化できると思います。

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そしてなぜこのような部署が転職に強いかというと、純粋にそのような人材を募集している企業が多いからです。

特にクラウドやAIは今ホットなテーマです。多くの事業会社のIT部門で募集していますし、新卒でIT部門を募集していないような会社も、このような人材の求人を出しています。

今の時代ITに力を入れないと、企業自体も生き残れません。企業の中期経営計画を読めば分かると思いますが、多くの企業でDXとかAIとかIT用語が用いられています。

新卒でじっくり育てるのも良いですが、やはり中途採用で即戦力を雇った方が一般的に楽だし、お金も掛からずに済みます。このようなIT人材は今後も転職市場では市場価値が高くなると考えられます。

そのため、もし配属希望が出せるのであれば、AIやクラウド(インフラ)、DXなどに関われるような部署がおすすめです。

【まとめ】転職前提であれば、内販と外販よりも配属部署の方が遥かに大事!

これまでお話していた通り、転職に強いのは

  • NEC、日立、富士通などのメーカー系
  • IBM、アクセンチュア、アビームなどのコンサル系
  • NRI、NTTデータ

のような企業であり、これ以外はたとえ外販だとしてもそこまで関係ありません。とにかくこの企業に入社できれば、ある程度はSIer人生、IT人生は安泰です。

そして、外販企業とか内販企業とか、それよりも配属される部署の運の方が、もっと大事です。

  • ネットワークやクラウドなどインフラ基盤
  • AIなどデータソリューション
  • ERPなどのパッケージソフト

に関わることができれば、内販のみSIer出身でも転職に強いと言えるでしょう。転職前提であれば、このような視点で就活をしてみましょう。

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