NECグループの中でもまぁまぁ大きな子会社です。NECソリューションイノベーターと似ていますが、何が違うのでしょうか。
そんなNECネクサソリューションズを紹介していきます。
Contents
就活で感じたNECネクサソリューションズの特徴
事業内容や特徴
職種は職種はソリューション営業とシステムエンジニアの2通りです。よく同じような企業として混同されがちな、NECソリューションイノベータとNECネクサソリューションズですが、前者は大企業相手の取引ですが、後者は中小企業をターゲットにしています。
その中でもNECネクサソリューションズは病院、図書館、ホテルやショッピングセンターなどとの取引があります。NECという大企業を背景に持っているため、技術力は確かなものと持っています。
ビジネススタイルとしては
- One to One
- One to Many
の大きく2つに分けられます。まずOne to Oneは1社ごとのお客さんと向き合って、オーダーメイドのソリューションを提供できます。一方でOne to ManyはIoTやAI、ビッグデータなど新しい技術を共通的なソリューションとして、多くの企業で提供しています。
新しい技術も様々なプレスリリースで発表されており、
- RPAツール『Blue Prism』向けロボット診断サービスを販売開始
- 商品や展示品をスマートフォンで撮影するだけで、瞬時に詳細情報を多言語で表示する画像認識表示サービス「ToruSil(TM)」を提供開始
- 航空貨物・海上貨物向けクラウド型システム「航空海上フォワーディング業務支援サービス」販売開始
- ショッピングセンターで働くスタッフの見える化を実現する「テナントスタッフ管理サービス」を販売開始
- 独立行政法人向けERPコアシステムMicrosoft Azure上でのサービスを提供開始
などが挙げられます。
2年目から一人で案件を担当している人も多いようです。特に中小企業が相手だと、少ない人数でのプロジェクトも多いため、個人の裁量が大きく、やりがいも感じるようです。
勤務地や福利厚生
勤務地は説明会や座談会の中ではどこなのかはっきりしませんでした。客先常駐もあり得るし、田町や玉川もあります。
しかし、実家から職場まで100分以上掛かる場合は寮が用意されているようです。男子寮は南浦和にあり、女子寮は国府津にあるようです。
その他はNECの福利厚生に付随しているようです。残念ながら保養所等は減らされており、NEC本体の経営不振の影響を受けています。
実際に働いている社員からのNECネクサソリューションズの口コミや評判
ここからは実際の転職サイトに載っている口コミや評判を紹介していきます。あくまでネット上での話です。できるだけ座談会やOB訪問にて自分の耳で確かめてみましょう。
良い口コミ・評判
- 概ね社員の雰囲気は良いが、時々すごく厳しい人がいる。
- 真面目な社員が多い印象。
- 自分のやりたいことができる。
- 社外や公的研修や資格取得のための費用一部負担制度もある。
- 研修は各職種・役職毎に研修が用意されている。自主研修もあり、様々な研修がある。
- 女性も能力・意欲があれば管理職への昇進は可能で、女性の管理職も増えている。
- 年次有給休暇の取得は取りやすい雰囲気。
- 年末年始、ゴールデンウィーク、夏季休暇は世の中の大手企業並の連休をもらえる。
- リフレッシュ休暇は31歳、41歳、51歳にそれぞれ、連続平日5日から10日もらえます。
- ボーナスはNEC本体の業績に大きく左右される。
- NECグループの保養所や、団体割引で生命保険や自動車保険に加入できる。
- 産休、育児休暇などが取りやすく、みんな何度も取得して復帰されています。
- しっかりとした基準に基づいた人事評価をしているため分かりやすい。個人面談も何度かあるので、言いたいことも言えるし、それを聞き入れてくれる環境もある。
比較的真面目な方が多い社員が多く、よくも悪くもプライベートに干渉しないような方が多いようです。また、ボーナスもNEC本体の業績に左右されることが多く、ある程度は安定しています。
悪い口コミ・評判
- 他のNEC系企業との合併で存続する可能性がある。
- 出産、育児等での時短勤務の諸制度が整って以降の昇進モデルがまだ確立されてない。
- 他人の協力は少なく、仲間意識が低い。真面目すぎて杓子定規すぎる。
- 管理職への昇進以外のキャリアプランはようやく検討して試行段階。
- 頑張りすぎなくても、ある程度のボーナスが得られる。モチベーションの維持が難しい。
- 若い社員は頑張りが評価されないと勘違いして会社を去る人もいる。
- 残業規制があっても納期遵守と指示され、増員等の人員計画見直しはない。
- 出産・育児等での休職・時短勤務制度は手厚いが、その分の増員等の人員計画がない。
口コミや評判はネット上の噂に過ぎません。百聞は一見に如かず。口コミサイトで調べるのも良いですが、時間があればOB訪問も積極的に行いましょう。特に志望度が高い企業であれば尚更です。
ビズリーチ・キャンパスならば自宅からOB訪問を申し込めます。わざわざ大学のキャリアセンターに出向く必要がありませんので時間短縮の面でもおすすめです。
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NECネクサソリューションズの選考フロー
NECネクサソリューションズの選考フローは一般的な流れで進んでいきます。
- 説明会
- ES&テストセンター
- 1次面接
- 2次面接
- 最終面接
説明会では若手社員との座談会もあり、様々なことを答えてくれました。福利厚生のことや、就活に対するアドバイスもいただきました。
ES
NECネクサソリューションズのESは大きく2つのテーマです。
- 志望理由、会社選定で一番のポイントは何か
- 具体的にどのような仕事がしたいのか
まず1つ目の志望理由や会社選定で一番のポイントは何かはそのまま書けば良いです。必ずと言っていいほど、NECソリューションイノベータと比較されますので、その回答案も持っておきましょう。
2つ目の具体的にどのような仕事がしたいのかです。ここは自分自身の経験を踏まえると更に良いです。私の場合、
学校や教育をITを用いて新しい価値を提供していきたいです。高校生の頃まで元々学校の先生や教育関係を志望しており、大学もその視点で選びました。しかし、大学時代のプログラミング講義を通して、教育関係よりもITに魅力を感じました。これらより、昔ながらの夢の教育現場と少しでも関わりたく、学校や教育をITで変えていきたいです。
のように、教育関係をITで変えていきたいと書きました。
1次面接~最終面接
面接は1次から学生1人に対して、面接官2人だった気がしました。1次は学生2人だったかもしれません。質問内容は他社と同様に一般的な質問が多いです。
- 自己PR
- 学生時代頑張ったこと
- 学生時代に勉強したこと
- 志望動機と入社後に何がしたいのか、どのような業界と仕事がしたいのか
- なぜNECソリューションイノベーターではなく、ネクサソリューションズなのか
- システムエンジニアとはどのような仕事をするイメージか
- お客様にとってシステムを導入するメリットは何か
ただ、どの面接もあまり面接官の印象が良くなく、手応えも特に感じなかったです。なぜ通過し続けたのか疑問です。ちなみに、最終面接では交通費が支給されました。
NECネクサソリューションズの就活生の学歴
まったく話していないので分かりません。他のNECグループと同様の学歴と推測しました。
採用実績校:
青山学院大学、大阪市立大学、大阪大学、岡山大学、小樽商科大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、岐阜大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、駒澤大学、静岡大学、芝浦工業大学、首都大学東京、成蹊大学、成城大学、専修大学、創価大学、高崎経済大学、千葉工業大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、東海大学、東京外国語大学、東京学芸大学、東京工科大学、東京女子大学、東京大学、東京電機大学、東京農工大学、東邦大学、東洋大学、同志社大学、獨協大学、名古屋大学、南山大学、日本女子大学、日本大学、福岡工業大学、文教大学、法政大学、北陸先端科学技術大学院大学、北海道大学、宮城大学、武蔵大学、明治学院大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学引用:リクナビ2021
一般的企業と同様に実際の採用実績校も様々です。高学歴も多く見受けられますが、NEC本体よりは入社しやすいと思います。また、個人的にはNECソリューションイノベータの方が入社難易度は難しいと考えています。もちろん、学歴のみで決まるわけではありませんのでご注意ください。
他の就活生が使用していたNECネクサソリューションズの志望動機を紹介
箇条書きでNECネクサソリューションズの志望動機を紹介していきます。志望理由に正解はありませんので、自分の言葉で伝えられるようにしましょう。
- 近年IT化が不可欠な製造業や医療の領域に注力されている
- 公共のシステムなど様々な分野に携わっている
- 図書館などの公共のシステムに興味がある
- 中堅企業の課題をICTで解決することに魅力を感じた
- 中小企業を中心にITサービスを提供していて、お客様に寄り添った事業展開ができる
- 中小企業をターゲットにITソリューションの提供をしている
- 中規模・小規模なシステム開発なら最初から最後まで関われる
- ワンストップソリューションサービスでお客様により近い位置で携われる
- 3年目までにリーダーを目指すということから、上流工程に早くから関われる
- 若手にどんどんリーダーを任せられる育成力や技術力がある
- NECグループなので技術力があり、できる事が多い
- 顧客のニーズをいち早く把握し、最適なシステム提案ができる
多くの方が志望動機にしているキーワードは1つにまとめられます。『中小企業相手にワンストップソリューション』が多く見受けられます。
私が選考で使用していたNECネクサソリューションズの志望動機
NECネクサソリューションズで使用していた志望動機は大きく2つです。
- 中小企業を相手にITで提案できること
- 自分自身成長できる環境であること
私自身働く上で重視しているのは、社会貢献ができるかどうかです。今の世の中は99%が中小企業であり、貴社の事業にはビジネスチャンスがあると感じている。
また、成長できる環境が整っています。上流工程から下流工程まで関わることができ、システムエンジニアとしてスキルアップできると感じています。特に3年目までにリーダーを目指すということから、他社よりも成長の速度が早く、1人前のSEになれると考えている。
NECネクサソリューションズの選考結果&まとめ
残念ながら最終面接落ちでした。説明会や座談会、人事の方の対応は良かったですが、面接官の態度で考えると絶対に行きたくない企業でした。
特に2次面接の方があまり印象が良くなく、こちらに対して興味が無いように思われました。さらに前の学生の面接が遅れていて当初30分予定のところ15分程度で終わらせられました。内定をもらっても辞退しようと思っていたので、最終面接落ちてもショックは受けませんでした。
申し訳ありませんが、面接官の態度が劇的に酷かったのはここだけです。とは言っても、特定の人だけかもしれません。実際に面接官の対応が良かったとの口コミもあります。実際に働いている社員の雰囲気を知りたいのであれば、OB訪問も有効的です。
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