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【教育実習を経験】就活と教採(教員採用試験)は両立できるのか?個人的には難しいと感じた

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教員免許取得予定者で教師(教員)も一つの進路先と考えている方が気になる『就活』と『教採(教員採用試験)』の両立が可能かどうか。

私は教育学部ではありませんでしたが、教職課程を履修していましたので、中高の高校免許を持っていますし、3週間の教育実習も経験しています。さらに言ってしまうと、大学に進学した理由も教師になるためです。

この記事に辿り着いた皆さんのように、私も

  • 就職活動をして一般企業に入社する
  • 教採(教員採用試験)を受けて教師になる

の選択肢を大学3,4年生の頃まで持っていました。結局、就職活動をして一般企業に勤めることを選びましたが、ギリギリまで悩みました。

今回はそのような経験から個人的な主観で就活と教採(教員採用試験)の両立ができるのか述べていきます。

【結論から】就活と教採(教員採用試験)の両立は難しい。どちらか一方を選択した方が良い!

インターネット上では、

  • 教採の試験は勉強しなくても合格できる
  • 試験前1週間の勉強で合格できた

のように豪語している方もいます。しかし、もしそんな勉強時間で合格できてもそれは一握りで鵜呑みにしないでください。個人差はあるものの、数百時間の対策が必要です。

ちなみに私の中学高校の同期、先輩を見ていても5年以上合格できていない人もいます。非常勤で何年も中学校、高校で働いているにも関わらずです。

また、私の研究室(ゼミ)では6人中2人が就活をせずに、教員一本で進路を考えていました。しかし、そんな彼らでも合格できていません。

このように教師一本に絞って頑張っている人でも、合格が難しいのが教採(教員採用試験)です。これからもう少しなぜ両立が難しいのか説明していきます。

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就活と教採(教員採用試験)の両立が難しい理由は?対策が全く異なります

教採(教員採用試験)の対策といえば、以下が挙げられます。

  • 一般教養
  • 専門教養
  • 教職教養
  • 面接対策
  • 論文対策
  • 過去問演習 など

教職課程を取っている方なら分かると思いますが、学校の先生には一般教養なども求められます。数学の先生は数学が出来れば良い、理科の先生は理科だけの知識があれば良いわけでは有りません。

そして、学校の先生と一言で言っても、自治体によって試験の内容が異なります。例えば東京都では筆記試験重視、神奈川県では面接重視、埼玉県では論文重視など様々です(例えばの話で、実際にこれらの自治体が重視しているのかは分かりません)。

そのため、複数箇所を受ける場合はそれぞれで対策が必要で、一筋縄とはいきません。一方で就活といえば、

  • SPI対策(言語、非言語など)
  • 自己分析
  • 業界分析
  • 企業分析
  • ES作成
  • 面接対策
  • GD対策

などが挙げられます。教採(教員採用試験)と就活で被る項目はほとんどなく、残念ながらそれぞれでの対策が必要です。

就活一本、教採一本でもかなりの時間を費やしますし、さらに部活やサークル、アルバイトなどもある方にとっては両立なんてほぼ不可能です。絶対にどちらかを選んだ方が良いです。

就活メイン、教採サブで考えている方は教育実習がネック!3週間は何もできません。

就活をメインに考えているけど、やっぱここまで教職課程を取ってきたので、教員免許は欲しいと思う方もいるでしょう。実際に私もそのように考えており、大学3年生の後期になると教採を受けるつもりは一切有りませんでしたが、記念に教員免許だけは取っておこうって考えるようになりました。

教員免許を取得するのに必要なイベントが教育実習です。中高免許取得であれば、多くの場合、5~7月当たりの3週間程度で実習が行われます。5~7月というと就活全盛期です。この3週間の日中に動けないのは痛すぎます。

就活生
就活生
それでも土日とか、授業終わりであれば調整出来るんじゃない?企業に相談してみたら、面接日ぐらい調整してくれるんじゃない?

確かに教育実習が始まる前はそのように考えていましたが、実際にはまったくできません。一つずつ解説していきます。

実習後の夕方からや土日は疲労や準備で就活ができない

『平日でも17時以降ならば就活できるでしょ』と私ももちろん考えていました。指導案を早めに取り掛かり、定時と同時に企業に向かえば、18時頃からの面接に間に合いそうだ。

そんなプランは教育実習初日で砕け散りました。授業が無いコマに指導案を作成しようと思っていたけど、その時間は同じ教科の先生の授業を見学。授業が終わって生徒が帰ると思いきや、部活に呼ばれて気がつけば19時前後。

家に帰ってからは明日の授業の準備や日誌、報告ノートなどの記録も取らなくてはいけません。授業以外にもやることが多すぎて、平日は教育実習以外のことは考えられません。

『それじゃあ土日なら就活ができる』と思いましたが、私だけの高校かもしれませんが、土日も部活に帯同しておりました。実際に練習をしたり、試合をするのではなく、指導する立場ですが、家に帰ってからは疲労困憊で寝てしまうこともしばしば。

こんな状況が3週間続くと考えると、この期間はまったく就活ができないと思っていた方が良いです。

スケジュール調整なんてできない。企業からお断りがある

『教育実習でもその期間を避ければ面接受けられるでしょ。』と、こちらも一時期考えていました。しかし、そのような就活生の甘い考えは打ち砕かれます。

教育実習を避けてスケジュールを組んでくれない企業もありました。大企業でも中小企業でもです。そのため、『教育実習で面接に行けないので日程変更してほしい』と告げた時点で選考は終了です。

実際に私が一番行きたかったNECは、教育実習と面接が被って向こうからお断りされた苦い経験があります。

【私の就活実体験】NEC(日本電気)の選考や口コミ・評判を紹介NECの選考について、就活をした実際のESやGD、面接の内容を書いています。企業の特徴や学歴などもあれば書いていますので、業界研究に役立てていただければと思います。...

NTTデータのどっかの子会社にもお祈りされた記憶がありますが、こちらは本命ではないためショックはありませんでしたが。

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教職課程を取っていると、就活でもなぜ先生の道に進まないのか必ず聞かれる

企業に出す履歴書に、〇〇中高免許取得予定と記載すると、必ずと言っていいほど『なぜ、教員(先生)にならないんですか?』と聞かれます。

デメリットと言うほどではないかもしれませんが、その質問されるだけで自分の魅力を伝える時間が減ってしまいます。そのため、なるべくネガティブな意見よりもポジティブな意見を出して、ここでもプラスの方向に持っていきたいです。

教育実習で感じたのは、教育現場ってかなりのブラックです。聞いた話によると、朝練のため朝7時に出勤し、夜の22時ごろに退勤しているような先生もいます。さらに、部活動であれば土日にもあります。いつ自分の時間として取れるのか怖くて教師を目指すのを止めました。

と言うのが本音ですが、これって十中八九ネガティブに捉えられます。そのため、教員を諦めることを企業に就職することと絡ませてポジティブに発言しなくてはいけません。なぜネガティブがダメかと言うと、『この学生は企業でも同じような環境に置かれたら逃げ出しそう』と印象が付いてしまうからです。

ちなみに私は下記のような回答をしていました。正解かどうかは分かりませんが、参考までに書きます。

Q.なぜ教員に進まないのに教育実習へ行くのか(行ったのか)。

A.私は何事にも途中で逃げ出すことが嫌いです。せっかくこの3年間教育課程を履修してきて、最後に企業に就職するから教育実習へは行かないということは筋が通らないと考えています。また、教員にならないにしても、様々な生徒や何年何十年と仕事をしている先生と触れ合う中で様々な考えや思考を得られるため教育実習に行こうと考えました。

Q.なぜ教員免許を取得予定なのに、教員にならないのか。

A.教育実習を通して感じたのは、私はサッカーに関わりたいため、教員になりたいんだと感じました。しかし、サッカーはどこでも関われます。社会人サッカーでプレーしたり、少年団チームを率いて指導することも、社会人になってから可能です。そのため、企業に就職して多くの人々を支えられるようになりたいと感じました。

就活と教採を両立するには早めの対策を!効率よく進めるのがキーワード

かと言って、就活と教採どちらを選択しようかまだ迷っている方もいるでしょう。教採の対策は分かりませんが、就活に関しては分かります。

もし就活と教採を両立したいのであれば、当たり前ですが早めの対策をすれば良いだけです。通常の人が3ヶ月掛かるのであれば、6ヶ月前から始めれば良いだけです。

そして何より重要なのが効率的に取り組むことです。特に就活であればこの『効率』こそ一番大事です。もちろん経験として自分で何ふり構わず取り掛かってみるのも大事ですが、例えば就活エージェントを利用すれば、プロに指導してもらえるので、効率よく就活を進めることができます。

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例えば就活エージェントの中でも『キャリアチケット』であれば、

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キャリアチケットに登録すると、1時間を超えるカウンセリングによって『強み』を明確化し、それを踏まえたES・面接対策が行われ、さらに企業紹介も強みにマッチしている5社程度に絞って紹介されますので、自分に合う企業が分かります。

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就活と教師になるのか迷っている方へ。両立は難しいので早めの決断を!

もちろん企業に就職する方が良いことも、教採(教員採用試験)を受けて教師になることはどちらもメリット・デメリットがあります。

教育実習に行ってから考えているようでは遅すぎます。『二兎追う者は一兎も得ず』という言葉があるように、どっちも狙っていたらどちらも残らなかったが一番最悪のパターンで、迷っている方は早めの決断が必要です。

でも、企業に就職するのか教師になるのか迷う方はいると思います。そういう方はいかに効率よく就活を行うのかに命運がかかっています。無料で利用できるサイトに登録して、就活のプロに相談しながら進めるのが一番の近道です。

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また、OB訪問OG訪問の際に一度先輩に相談してみるのも良いですね。意外とこのように就活と教師になるのか迷っている方は多いです。実際にどのようなことを考えて企業に就職したのか聞くと、参考になるかと思います。その際、ビズリーチキャンパスがネットで完結でき、スピーディーにOB訪問することができますのでおすすめです。

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