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【私の就活実体験】TISの選考や口コミ・評判を紹介

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TISは独立系SIerの中でも最大手と言っても過言ではありません。特に金融の中でもクレジットカードに強みを持っています。

独立系SIerは労働環境が悪いでしょ。客先常駐ばかりなんでしょ。と思っている方も多いと思いますが、TISのように大企業ならば安心して入社することができます。それではこれからTISの特徴を紹介していきます。

就活で感じたTISの特徴

事業内容や特徴

独立系SIerの中でも最大手企業ということもあり、売上高はSIer全体の8位に位置しております。

引用:業界動向

富士通、NEC、日立にNTTデータは別格ではありますが、大塚商会や野村総合研究所(NRI)、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と激しい5位争いをしております。

事業領域は金融を中心に製造や流通サービス、公共、通信など3,000社を超えます。それは設立から50年近い年数を地道に積み上げてきた結果であり、顧客からの信頼の証でもあります。

実際に200個を超えるソリューションメニューを持っており、ユーザー系SIerやメーカー系SIerにはない、独立系SIerならではの縛りのない提案も可能です。

金融分野にに強みを持っており、特にクレジットカード業界が得意分野です。元々三和銀行(現三菱UFJ銀行)のシステム子会社として設立された背景もあり、JCBを中心としたクレジットカードのシステム開発に強みを持っています。国内では50%のシェアを誇っており、右に出る者はいません。

その他にも、みずほ銀行の『みずほビジネスデビット』発行・運用システムに、TISの『DebitCube+』の一部機能が採用されたり、

近年フィンテックやAIなどの新しい技術も実用化に向けて動いており、TISも例外ではありません。

FinTechやIoT、AI(人工知能)など、近年のトレンドとなっている様々な新技術。TISでは、こうした新たな技術の研究と商用化を促進することで、創造的なITブレインとしての存在感を高めています。中でも、「第4次産業革命」のコア技術と目されているAI(人工知能)においては、技術の検証や開発について、大学や公的研究機関、大手ITベンダー、専門ベンチャーなどと技術面や資本面で連携。最先端技術の確立とその商用化への探索に、積極的に取り組んでいます。

引用:TIS公式HP(TISのこれから)

実際にどのような技術を開発しているのかと言うと、

  • 自然言語処理で企業名認識を行うための辞書「JCLdic」を無償公開(2020年)
  • 運搬、清掃、案内、警備業務のロボット活用に向けた「ロボット導入コンサルティングサービス」の提供を開始(2020年)
  • 東京ビッグサイトでのサービスロボット活用の社会実装プロジェクトを支援(2019年)
  • データ分析・AIコンサルティングに強みを持つ澪標アナリティクスと業務提携(2019年)
  • 脅威インテリジェンスプラットフォームを活用し、複数脅威の収集と解析を効率化(2019年)
  • AI-OCRトータルサービス「Paperoid」に「帳票読み取りAIサービス」を追加(2019年)
  • 発想支援クラウドサービス「AIブレストスパーク」にスマホで利用可能な「スマホVer.」などを追加(2019年)

などが挙げられます。これらはTISのニュースリリースから引っ張ってきており、まだまだたくさんの技術が活用されています。ちなみに社会人の私でも何をやっているのかよく分からないので、就活生の皆さんも『なんか新しい技術にチャレンジしている』程度に思っていただければ十分です。

ちなみにTISはTISインテックグループに所属しており、そのグループの筆頭企業でもあります。他の企業はINTEC、AGREX、QUALICA、AJSを主要としており、合計60社、2万人も超える大所帯となっています。社会人になった今でも分かるのがTISとAGREX(アグレックス)のみですので、可能な限りTISに入社したいです。

勤務地や福利厚生

文系理系比率はおよそ半々であり、男女比は女性3割、男性7割ぐらいが目安です。近年では在宅勤務も導入しており、働き方改革に乗り出しているのでしょうか。

東京本社以外にも様々な拠点に事業所を持っており、海外にも事業所があります。殆どの方は東京の新宿本社勤務で、その他は名古屋と聞いた気がします。また、急な休みが取りやすい環境であるようです。

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実際に働いている社員からのTISの口コミや評判

ここからは実際の転職サイトに載っている口コミや評判を紹介していきます。あくまでネット上での話です。できるだけ座談会やOB訪問にて自分の耳で確かめてみましょう。

良い口コミ・評判

  • 顧客と直接話せる機会が多く、責任感ややりがいが多く感じられる
  • 自社サービスが世間で使われている場面を目にしたり、自分自身が使っていたりします。また、自分が担当したサービスが日々使われていることが実感できることがある。
  • 元請け会社なので、ITサービスを作って売ることが仕事になります。
  • 自分のキャリアに合わせて研修を選択し、キャリアアップに活かせる。
  • 部門やプロジェクトの成果に応じて賞与がかなり変動する(最大で1.7倍程度)ので、仕事を頑張るモチベーションになる。
  • 自ら手を挙げれば、たいていのことは任せてもらえる点。
  • 部署のKPIに残業・年休が当てられているため、過度な残業は止められるし年休も取るよう促される。
  • 長時間残業をした人が所属する部署は、ボーナス査定に影響するなど、勤務時間に関する人事ルールはかなり厳しく決まっている。
  • 休日出勤はほとんどなく、あった場合でも振り替え休日を取ることが義務付けられいる。
  • 有給消化率は完全消化を組織として目標にしているため、ほぼ使い切ることが出来る。
  • 産休、育休は取りやすく、男性も取得している方がいる。退職しても出戻りしやすい。
  • 時短勤務制度、自宅勤務、web会議のツールなど、様々な働き方の制度が整っている。
  • 新宿オフィスはキレイで備品も充実。会社周りには飲食店やコンビニもあって困らない。
  • 家賃補助や確定拠出年金制度など、福利厚生はしっかりしている。
  • 中途採用社員が多く、複数の会社から合併した会社なので、多種多様の人間を受け入れており、新卒入社に囚われていない印象。
  • 同期入社も多く、社員数が多いので、仕事していて気の合う人は誰かしらいる。
  • 新人研修は4月~7月の3ヶ月以上に渡り、社会人の常識を徹底的に教え込まれます。
  • 客先常駐になることもあるが、大体の社員はは新宿本社勤務。

残業の規制が厳しいとの声が聞こえてきます。新宿ビル勤務の場合、ビルは綺麗でも周りのお店の混雑やエレベーターの混雑は覚悟しましょう。

悪い口コミ・評判

  • リーダー、マネージャーができる人が少なすぎる。
  • 複数会社が合併したので、社風が統一されておらず、人により考え方や仕事に対する取り組みがバラバラ。取りまとめるマネージャーはかなり苦労している印象を受ける。
  • 役員に女性が一人もいないのが気になる。世間で言う部長職にも女性が見受けられない。
  • プロパー社員は管理が仕事と思っており、設計開発ができない。そのぐらい品質が悪い。
  • お客様の要望に答えることと、言いなりになることを履き違えている。
  • 経営方針で掲げている通り、グローバルへの取組を行なってはいるが、まだまだの印象。アジア駐在も多少はいるが、事業拡大までは行きついていない。
  • 福利厚生は充実していると思うが、給与は少ないと思う。
  • 金融・カード系の客先常駐の場合、常駐先によりTIS本社と環境が異なる。
  • 以前はフレックス勤務があったが、遅刻時に後からフレックス扱いにする人が多かったこともあり、廃止になった。
  • 利益率が同業他社と比較して低い水準だったのだが、社員のクラス体系を見直すことでコストダウンを図った。

口コミや評判はネット上の噂に過ぎません。百聞は一見に如かず。口コミサイトで調べるのも良いですが、時間があればOB訪問も積極的に行いましょう。特に志望度が高い企業であれば尚更です。

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TISの選考フロー

TISの選考フローは一般的な流れで進んでいきます。

  1. 説明会&グループディスカッション
  2. ES&テストセンター
  3. マッチング面談
  4. 最終面接

説明会&グループディスカッション

説明会後にグループディスカッションを行いました。内容は『企業を選ぶ上での自分の軸3つ』です。

個人ワーク後にグループ内で発表でした。発表時には選考官がストップウォッチで正確に図っていました。雰囲気は和やかな感じで、みんなが発表しやすい雰囲気だと感じています。こういう経験があった、経験をしたいからこれを軸にと、当たり前ですけど論理的に話しましょう。

最後に選考官から、こういう軸で活動しても良いかも。とアドバイスがありました。選考のような選考ではない感じでしたが、後日電話にてこのフィードバックが行われました。

マッチング面談

マッチング面談という名の面接を行いました。相手はマネージャークラスの方が来て、一般的な面接が行われました。そこでは少し怖い印象を受けました。

質問自体は一般的で、

  • 自己PR
  • 志望動機
  • 学生時代頑張ったこと

を聞かれました。後は逆質問の時間が長かったため、企業研究をした上で臨む必要があります。

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TISの就活生の学歴

インターンシップから参加していますが、上智理科大やMARCHからニッコマの方など幅広かったです。しかし、採用実績を見るとMARCH以上の方が多いようです。

採用実績校:
愛知教育大学、愛知教育大学大学院、青山学院大学、青山学院大学大学院、大阪市立大学、大阪市立大学大学院、大阪大学、大阪大学大学院、お茶の水女子大学、お茶の水女子大学大学院、金沢大学、金沢大学大学院、関西大学、関西大学大学院、関西学院大学、関西学院大学大学院、学習院大学、学習院大学大学院、九州大学、九州大学大学院、京都大学、京都大学大学院、近畿大学、近畿大学大学院、慶應義塾大学、慶應義塾大学大学院、神戸大学、神戸大学大学院、公立はこだて未来大学、公立はこだて未来大学大学院、埼玉大学、埼玉大学大学院、静岡大学、静岡大学大学院、芝浦工業大学、芝浦工業大学大学院、首都大学東京、首都大学東京大学院、成蹊大学、成蹊大学大学院、専修大学、専修大学大学院、千葉大学、千葉大学大学院、中央大学、中央大学大学院、津田塾大学、津田塾大学大学院、電気通信大学、電気通信大学大学院、東京工業大学、東京工業大学大学院、東京女子大学、東京女子大学大学院、東京大学、東京大学大学院、東京農工大学、東京農工大学大学院、東京理科大学、東京理科大学大学院、東北大学、東北大学大学院、富山大学、富山大学大学院、同志社大学、同志社大学大学院、長崎大学、長崎大学大学院、名古屋工業大学、名古屋工業大学大学院、名古屋市立大学、名古屋市立大学大学院、名古屋大学、名古屋大学大学院、奈良女子大学、奈良女子大学大学院、南山大学、南山大学大学院、日本女子大学、日本女子大学大学院、一橋大学、一橋大学大学院、広島大学、広島大学大学院、法政大学、法政大学大学院、明治学院大学、明治学院大学大学院、明治大学、明治大学大学院、横浜国立大学、横浜国立大学大学院、立教大学、立教大学大学院、立命館大学、立命館大学大学院、和歌山大学、和歌山大学大学院、早稲田大学、早稲田大学大学院

引用:リクナビ2021

実際にインターンシップ時に話した先輩社員(内定者)は立教文系と中央理系の方でした。そのため、MARCHレベルがボリューム層と考えて良さそうです。

他の就活生(内定者)が使用していたTISの志望動機を紹介

箇条書きでTISの志望動機を紹介していきます。志望理由に正解はありませんので、自分の言葉で伝えられるようにしましょう。

  • クレジットカード決済の実績など、金融系に強い
  • 決済システム(ペイメントソリューション)に注力している、強みを持っている点
  • 金融系のソリューション提供をし、日本のキャッシュレス化を推進したい
  • 金融分野で培ってきたノウハウやアイデアを新ビジネスへと創出できる環境
  • 3,000を超える企業に対して技術を提供している実績があり、幅広い業界・分野と関わっていることから社会へ与える影響が大きい
  • トータルSIerとして幅広い業界の企業を支えている
  • お客様に対して最適なソリューションを提案することが出来る
  • 独立系SIerであるため、ハードウェア・ソフトウェアに縛られることなくお客様のニーズに柔軟に対応した提案をすることができる
  • 独立系SIerで親会社に縛られずに、多様なクライアントと仕事を行える
  • 独立系特有の幅広い業界にソリューションを提供し、長年の実績に裏付けられたノウハウがあるからこそ、他社と比べより多くの人に社会貢献ができる
  • 戦略技術センターでの研究やベンチャー企業への投資によって、より最新技術を活用した新たなサービスの開発に努められる
  • AI系の事業展開も積極的に行なっている
  • 新たなことにチャレンジできる環境が整っており、自らの技術力をより高めていける環境
  • 多種多様な仕事に携わってきた経験豊富なエンジニアの方のノウハウを学ぶことができる
  • 若いうちでも挑戦出来る環境

多くの方が志望動機にしているキーワードは2つにまとめられます。『独立系SIerならではの強み、トータルソリューション』と『自分が成長できる環境』が多く見受けられます。

ヒロ
ヒロ
志望動機に『今までの経験』を含めると説得力が増しますので、意識してみください!
ユーザー系SIerの志望動機を業界別に紹介!銀行・証券・生保・損保・鉄道・商社のまとめユーザー系SIerって結局システムを作る会社でしょ?業界によって何が違うのか分からないと思われるかもしれません。 https://...
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私が選考で使用していたTISの志望動機

TISで使用していた志望動機は2つで構成させています。

  • 独立系SIer最大手企業であること
  • 自分自身が成長できる環境であること

まず独立系SIer最大手企業であることです。メーカー系はメーカーの縛りや、ユーザー系は分野の縛りがある中、独立系ならば幅広い分野で縛りのないソリューションを提供できることに魅力を感じています。特にクレジットカード業界に強みを持っていることから、キャッシュレス社会実現に向けて社会貢献をしたい。

2つ目は成長できる環境があることです。インターンシップを通してシステムエンジニアの楽しさを感じることができました。下流工程から経験を積み、将来的には上流工程に関わりたいです。また、既存のノウハウのみならず、フィンテックやAiなど新しい技術も積極的に取り扱っているので、常に自らの技術力に磨きを掛けられると考えています。

TISの選考結果&まとめ

マッチング面談後の通過連絡が遅かったので、そこで辞退しました。独立系SIerの最大手企業ではありますが、個人的に独立系に魅力を感じていません。

新宿で働きたい方や、独立系でもなるべく客先常駐になりたくない方にはオススメです。とは言っても就職難易度は高いです。しっかりSPIや企業研究、ESや面接などの対策をしないと内定は貰えません。

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