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企業全般

客先常駐は嫌だ!就活でSESの5つの見分け方ポイント。自社で働きたい人は必ず回避しよう

就活を始めていくとSIerの中にもユーザー系、メーカー系、独立系といった3種類に分けられます。

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その中でも特にSESと呼ばれる企業は自社で働けず客先常駐で働きます。今回はそのようなSESと呼ばれる企業の見分け方を説明していきます。

そもそもSESとは何か?

SESとは『System Engineering Service(システム・エンジニアリング・サービス)』の略です。システム開発における開発から保守・運用をする上で必ず人(エンジニア)が必要となってきます。そのような人(エンジニア)を必要な期間、企業に提供するサービスになります。

SESの契約体型は基本的に準委任契約です。補足として準委任契約の他に、

  • 派遣契約
  • 請負契約
  • 委任契約

のような契約方法があります。今回はこの契約内容は重要ではないため割愛しますが、基本情報技術者試験では頻出問題ですので、興味がある方は調べてみてください。

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ここでは『SES=客先常駐』として話していきます。

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SES(客先常駐)を見分けるならば求人サイトのココをチェック

勤務地がアバウトな表記となっているか?

例えばリクナビを見ると、ユーザー系SIerの場合は自社で働くことが基本的ですので、勤務地が決まっています。そのため、以下のように明示されていることが多数です。

  • 東京海上日動システムズ:多摩
  • 三菱UFJインフォメーションテクノロジー:晴海、中野、多摩、京都、MUFGグループ会社拠点
    (京都は少しアバウトですが)

しかし、SESは客先常駐ですので、プロジェクト毎に取引先の企業で働くことになります。そのため、どこで働くかは配属されるまで分からず、配属後もプロジェクトが終われば違う場所(勤務地)になりますので、勤務地の詳細までは書けません。

そのため、かなりアバウトな表記となってしまいます。特に以下のような表現の場合は注意が必要です。

  • 東京23区内
  • 東京都内
  • 東京近郊
  • 関東圏内

この中でも東京23区や東京都内と書かれていることが多いです。このような場合も客先常駐の可能性が高いと思ってもらって大丈夫です。

勤務時間に注意書きがあるか?

勤務時間というのは、原則その会社によって決まっています。例えば8:00~17:00のような企業もあれば、9:00~17:00、9:00~18:00と様々です。

しかし、注意書きで『プロジェクトによって異なります』や『客先に準ずる』のような文言を書かれている場合は注意が必要です。

私の所属しているユーザー系SIerでも数個の大プロジェクトがありますが、そのプロジェクト毎に出社時間が変わるなんていうことはあり得ません。

勤務地の説明でも挙げましたが、SESの会社はプロジェクトによって客先常駐する会社が変わります。A社のAプロジェクトが終わったら、次はB社のBプロジェクトに参画するようなイメージですね。

例えばA社の始業時間は9:00からだったけど、B社では8:00からと言ったケースが出てくると思います。準委任契約の場合、厳密には自社の勤務時間に合わせますが、今のSIer業界では客先常駐の勤務時間に合わせなくてはいけない風潮があることは事実です。

これらは偽装請負などの法律違反に該当する恐れがあること、会社によっての契約内容も異なりますので、一概にここでは詳しく追求しませんが、『プロジェクトによって異なります』や『客先に準ずる』のような文言を書かれている場合は客先常駐の可能性が高いと思ってもらって大丈夫です。

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面接回数が極端に少ないか?

よくSIer業界では『人材ではなく人財』や『人は宝』のようなフレーズを聞くかと思います。しかし、このような会社で面接回数がたった1回のみだとしたら、本当に人という点を見てくれているのでしょうか?

以下のような記載があると注意が必要です。

  • 面接は1回だけ
  • 1日で内定

特にSIer業界では、人手不足が挙げられており、どこの会社も人を欲しています。なりふり構わず採用している会社があるのも事実です。例えば独立系SIer大手企業の富士ソフトでは、2020年度入社の採用人数は800名程度を予定しています。

実際に懇意にしている富士ソフト社員の方に聞くと、プロジェクトによって会社や勤務地が変わると嘆いていました。もちろん、富士ソフトのような大企業であれば自社開発もしていますので、一概に全員が全員当てはまるわけではありません。

ただ、私の経験上、選考がたった1回の会社や1日で内定を出すと宣言している企業は注意が必要です。

取引先が業界大手ばかりではないか?

私達の会社はIT業界の中でも大手企業と取引があります。のような文言を見たら注意が必要です。特に多いのが、

  • IBM
  • アクセンチュア
  • NEC
  • 富士通
  • 日立
  • Google

のような企業です。

ヒロ
ヒロ
大企業ばかりですげーじゃん!

学生の頃は私もそう思っていました。しかし、会社に入ると『日立の人のはずなのにA社出身』、『富士通の人のはずなのにB社出身』のような人がちらほらいます。つまりA社、B社のような方々は、大手企業の二次請負で客先常駐しているということになります。

元々のSIerの存在意義としては、ユーザーの業務をシステムで支えることです。もう少し具体的に言うと、銀行をシステムで支える、生命保険をシステムで支える、証券をシステムで支えると言い換えたほうが分かりやすいでしょうか。

しかし、日立や富士通といった大手SIerと取引があるというということは、『SIer(日立、富士通)をシステムで支える』とよく分からないことになってしまいますね。

月一回の帰社日あり、毎年BBQのような記載があるか?

帰社と言っている時点でSES(客先常駐)は確定です。

客先常駐の場合は、取引先の企業で働くので『自分は誰のため、何のために働いているのか』と思い悩むことも増え、帰属意識が薄れてしまいます。そのため、多くの企業では、『自分の働いている会社を、給料を貰っている会社を忘れないように』と帰社日を設けています。

実際に私は経験したことがないので何をしているのか分かりませんが、研修や面談、それとも飲み会なのか、何が行われいるのかさっぱり分かりません。

よくアルバイトで『アットホームな職場です』とか、『毎年BBQ開催』、『月1回の懇親会(飲み会)』などの言葉はブラックアルバイトだ。と聞いたことはありませんか?

同じように就職活動をしていても似ている言葉が聞こえてきます。社内イベントをアピールしてくる企業も注意した方が良いでしょう。しかし、『社内イベント=悪』だとは思っていませんので、そこは履き違えないようにお願いします。

SES(客先常駐)かどうかは人事や先輩社員にも確認

結局は求人サイトには都合の良いことしか載せません。もちろん嘘ではないもののグレーゾーンの書きっぷりもあります。

そのため、本当に会社を知るにはその企業の会社説明会、OB訪問で理解を深めましょう。実際に私はそのような生の情報を求めて、個別会社説明会に86社ほど参加していました。

その際、以下のような質問をすると、自社で働けるのか、客先常駐なのかがはっきり見えてきます。

  1. 自社で働いている方は何割(何人)いますか?
  2. 客先常駐の方は何割(何人)いますか?
  3. 自社勤務の同期は何割(何人)いますか?
  4. 客先常駐の同期は何割(何人)いますか?
  5. 自社勤務のSEはいますか?
  6. 自社勤務はコーポレート系(人事部、総務部など)のみですか?
  7. どのぐらいの頻度で勤務地が変わりますか?
  8. 今まで何回勤務地が変わりましたか?

もちろん客先常駐という言葉は使ってOKです。

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SES(客先常駐)の見分け方まとめ

これまで説明してきたポイントをおさらいします。

  1. 勤務地がアバウトな表記となっているか?
  2. 勤務時間に注意書きがあるか?
  3. 面接回数が極端に少ないか?
  4. 取引先が業界大手ばかりではないか?
  5. 月一回の帰社日ありのような記載があるか?

上記5つのポイントのどれかに該当する企業はSES(客先常駐)の可能性がありますので、気をつけましょう。

そもそも、SES(客先常駐)になるのが嫌ならば基本的に独立系SIerを避けたほうが無難です。もちろん自社開発ができる優良独立系SIerも存在しますが、それは業界の中でも一握りです。

そのような苦労をするのであれば、個人的にはユーザー系SIerや社内SEを狙ったほうが良いでしょう。

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私はマーチ理系出身で、就活ではSIerや通信、金融系を見てきました。

特に個別説明会83社を代表に、座談会・ES・GD・面接など数多く受け、企業の雰囲気、志望動機や学歴等就活で感じたことを公開しています。その他就活に役立つサービスも触れていますので、就活初心者はぜひ見て下さい。

 

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